文字の大きさ  

ソファーのある暮らし

ソファーの外張り素材

ソファーの外張りについては外見、肌触りなどに直結する部分ですからこちらも大事でしょう。代表的なものでは布地、合皮、本革などがあり、そのほかの製品もあります。それぞれの素材について、メリットとデメリット、特徴などを知ることで満足できるものがわかるはずです。

布張り(化学繊維)の特徴

ソファーを布張りした場合、最大の特徴はその多様性でしょう。布と一口に言ってもその種類や性質はまったく違います。そしてカバーリングと書かれているものは、その部分だけを外して洗濯できてしまうので、その点でもありがたいものですね。それではここでは代表的な化学繊維について紹介していきましょう。

ポリエステル

100%のものもあればほかの素材との合成繊維の場合もあります。これはよくみられるカーペットを想像してもらえば、肌触りなど想像しやすいと思います。メリットはとりあえず丈夫であること。弾力性もありますし、シワもつきにくいのが特徴。丸ごと洗濯というのは難しいのですが、多少の汚れなら取りやすい素材ですし、乾燥も速いです。デメリットは熱に徹底的に弱いこと。ストーブのそばなどの熱源には気をつけましょう。

アクリル

正式名称はアクリルニトル。軽くて軽快な肌触りが特徴です。メリットは日光や外気にさらした場合の劣化が少ないこと。ここは結構大事で、ソファーを窓際に置いた場合などではかなりの差が現れてきます。あとは発色が良いこと。鮮やかなカラーバリエーションが出来ます。デメリットは引張りなどの物理的なものに対する耐久性がやや劣ること。洗濯できないこと(綿同様ドライクリーニングなら可)。

ナイロン

ナイロン100%というソファー生地はまずないと思うのですが、他の繊維と合成する場合がありますから紹介しておきましょう。まずは弾力があり、丈夫。そして耐久性がかなり高いことが上げられます。これはただ単に丈夫と言うだけでなく、化学薬品やカビ、虫などといったものにも強いといったことがあげられます。デメリットは合成比率が高すぎると肌触りがぺたっとすること、熱に弱いといったところでしょうか。

布張り(ファブリック)の特徴

よくファブリックと表記されている場合がありますが、これは天然繊維、または化学繊維の加工品です。天然由来の肌触りのよさなどが持ち味になりますね。それではこちらも紹介してみましょう。

綿

まずはメリットから。夏は暖かくて蒸れにくい、冬は涼しい。値段のわりには丈夫であるといったところがメリットです、デメリットはシワがつきやすく、洗濯しにくい(水洗いすると縮みます。外して、クリーニング屋でドライクリーニングを頼むしかありません)こと。

ウール

高級素材です。デメリットはお高いこと。“やや”耐久性が落ちること。しかし一年を通しての肌触りの良さ、耐火性、汚れにくさといったメリットを考えると、さすがに高級素材というだけのことはあります。オトナのくつろぎを意識するならオススメ。

合成繊維

紹介した生地を一定の比率で合成した合成繊維というのもあります。お互いの欠点を補うことができているという夢の製品ですが、逆に言うと中途半端なところもありますね。必ず合成比率が書かれているはずなので、それによってどちらの性質が色濃く受け継がれているかわかります。購入する際にはチェックしてみてくださいね。

合成(合皮)

ここからは合成による革について紹介しますがその前に、皮革には合成皮革と人工皮革があるのをご存知でしょうか? 合皮の原料はポリウレタンというものです。これを不織布にしみこませたものを人工皮革、その中でも“超” 不織布(目が細かい)ものにしみこませたものはスエード(スェード)と呼びます。それに対して布の表面にウレタン加工したものを合成皮革と呼びます。ではこれらを使った製品を紹介しましょう。

ビニールレザー

お店の待合室とかによくある、ビニールで表面を処理した合皮の一種です。経年劣化すると固くなってやがて裂けてしまうのですが、価格からみても汚れにくい、汚れがふき取りやすい、抗菌性があるといったメリットがあるので、自宅で・・というより大勢の人間が腰掛けるような待合室、応接室にいいかもしれません。デメリットはちょっとべとっとする肌触りと、年数がたつと固くなってしまうことでしょうか。

合成皮革

最初に説明しましたが、ビニールの替わりに表皮をウレタン樹脂で処理したもの。本革に比べてやや劣るものの、値段からみたら大変お得な一品。軽くて柔らかな肌触りが特徴。最大のメリットはやはり価格になります。

人工皮革

ソフトレザーなどと呼ばれる事もあります。本革とはまた違った風合い、肌触りを楽しめるものも多く、現在の革張りソファーの主流といえます。さらに高級品になるとスエードと呼ばれます。本革製品といえど、背もたれはソフトレザーを使うなど、一部で人工皮革を使用していることも多いんですよ。

本革

ソファーの場合、大抵は牛革ですね。一度は座りたい高級素材。何がいいのか? と聞かれると肌触り。これはもう、繊維の細かさからして違います。現代科学の粋を凝らした繊維と比べても大雑把に計算して数百倍近く細かいのです。それから生まれるフィット感や通気性などはたまらないものがあります。デメリットはお値段と、手入れの面倒くささ。大事に使えばこれ以上長持ちする素材も少ないのですが、放置した場合はかなり早いうちから痛み始めます。これは高級で高いソファーほどこの差が出やすいので、奮発して本革ソファーを買った場合にはお手入れを欠かさないようにしましょう。素材別のお手入れ方法を書いたページを用意してありますから、本革ソファーを購入した際は よーく読んでみてくださいね。


ページの上部に戻る